外科

皮下腫瘤、おでき、外傷ややけどなどの縫合・処置・包交をします。
粥状腫(アテローム)や脂肪腫などの皮下腫瘤は摘出手術をします。
陥入爪(フェノール法)は爪の生える元の爪母まで処理する手術です。
2~3週間できれいになり、痛みが少ないのが特徴です。



肛門外科。痔核

内外痔核、裂肛、肛門周囲膿瘍・痔瘻の4つが肛門疾患です。
また肛門腫瘍、直腸癌、Paget病なども含まれます。
高齢者では肛門脱、直腸脱もよくみられます。

当院では急に腫れて痛む血栓性外痔核が多く、局所麻酔下に血栓除去手術をします。 
内痔核は紙につく程度からぽたぽた出る様な出血です。
排便時出血と脱出の程度から1度~Ⅳ度(嵌頓痔核)に分類されます。
多くは坐剤と内服薬で改善します。輪ゴム結紮法をおこなっています。
裂肛(切れ痔)は痛みが強く、しみる感じが不快で出血を伴います。
便秘を治し、坐剤と入浴などで温めると改善します。
肛門周囲膿瘍は発熱と痛みを伴う肛門の周りの感染で切開排膿します。
切開後は通院を要します。

痔瘻、難治性痔核、腫瘍疑いなどは専門病院へ紹介します。

紹介先:東京山手メディカルセンター:大腸肛門病センター(大久保)
武蔵野赤十字病院外科

(備考)
症状が長引くとき大腸内視鏡検査を受けることを勧めます。


3年間の手術実績
2014:肛門外科32例(血栓性外痔核26例、肛門周囲膿瘍3例、内痔核3例)
    乳腺外科10例(線維腺腫7例、膿瘍3例)皮下腫瘤7例。陥入爪1例 
2013:肛門外科38例、乳腺外科6例、皮下腫瘤6例、陥入爪2例  
2012:肛門外科27例、乳腺外科23例、皮下腫瘤5例、 陥入爪2例